"人間力"とは
問題が、見えにくくなっている組織集団と、見えやすくなっている組織集団とがあります。
人間は誰でも、自分にかかわって問題を見たり、聞いたり、抱えこむのはいやですよね。
できれば避けたいものです。
したがって、見たくないもの、見ないで済むものは、視界に入っていても、それを省略して見ないようにしてしまいます。
聞きたくないもの、聞かないで済むものについても同様です。
・・・自ずとそう動くように、人間はできているようですね。
それを助長しているものが、問題を起こさないことを是とする文化です。
老化した組織集団は語るに及ばす、成熟した組織集団は、多かれ少なかれこの文化を持っています。
このような文化の中では、いつの間にか人びとは、状況に対して"盲目"になっていきます。
さらに、誰でもが、いつの間にか嘘つきになっていきます。
ありのままでは、周囲が受け入れない、あるいは認めないからです。